Bosch製インテリジェントカメラの機能紹介

カメラ単体での
エッジコンピューティング

ボッシュ製セキュリティカメラは、カメラ単体で多彩な動態識別機能を備えています。カメラ単体で検知・検索などの画像処理を行うことで、高度な処理を遅延なく行うことができ、これまでの監視カメラ領域を越える連携ソリューションを可能にします。

img_VCA_01

BOSCH VCA(Video Content Analatics)

ボッシュ製カメラのVCA(映像データ解析)は、監視カメラ周囲の監視領域における動体識別など、映像データを自動検知・解析する仕組みです。
検知した情報はメタデータの統計情報としても収集されます。
ボッシュ製カメラは、カメラのタイプにより下記のVCAアルゴリズムが使用可能になります。

EVA(Essential Video Analytics)

カメラの中に画像解析機能を有し、動く物の大きさ、進行方向、速度、距離、縦横比、色味等を解析します。解析データを録画ストレージに保存することで、指定条件で高速に検索することが可能です。巻き戻し・早送りを繰り返す必要はありません。

IVA(Intelligent Video Analytics)

IVAは、EVAの解析機能に加え、より堅牢な動体検知・追跡機能を有します。対象外の映像ソースによる不要なアラームの発生を抑えながら、動体を確実に検出・追跡・解析する、最新の高度なインテリジェント映像解析機能です。Bosch独自の研究開発によるIVAは、照明条件の変化や、雨風、水面、雪の環境、風に揺れる葉など、困難な条件へ適応が可能です。また、カメラの振動も自動で補正します。

EVAとIVAの機能特徴と比較

タスク・アラームルールの例

大分類 タスク IVA EVA 機能
IVA・EVA エリア滞留検知 一定期間特定エリアに滞留している動体に対してトリガー発生
ライン横断検知 仮想ラインを、1方向から跨いだ場合にトリガー発生
不審者検知 一定期間特定エリア内で、一定距離の移動を繰り返した場合にトリガー発生
状態変化 人が倒れるケースなど、物体の縦横比率が急激に変化した場合にトリガー発生
軌跡追跡検知 特定の軌跡を描いた場合にトリガー発生
いたずら検知 カメラ画角を変える、強い光を当てる、塞がれた際にトリガー発生
持ち去り検知
置き去り検知
エリア侵入検知 特定エリアに外から入ったらトリガー発生
エリア退出検知 特定エリアから外に出たらトリガー発生
類似検知 大きさや色が似ている物体に対してトリガー発生
占有検出 特定エリア内に複数の動体が入ってきた場合にトリガー発生(数段階のしきい値)
カウンター 動体がエリア侵入または仮想ラインを跨いだ場合にカウント
IVAフローモード 流れ逆走検知 × 動体を流れとして捕らえて逆方向に流れる物体に対してトリガー

フィルターとトラッキングモード

タスク IVA EVA 備考
期間 一定時間のタスク、アラームルールの条件が継続した場合にトリガー
サイズ
縦横比
速度
方向
動体分類 人、バイク、車、トラックで対象を限定
トラッキングモード IVA EVA 備考
標準
3Dトラッキング 人・バイク・車・トラックを抽出
3Dピープルトラッキング 真下方向で人だけを抽出
船舶トラッキング × 水面の動体を検出
ミュージアムモード 壁面に触れる場合の検出
顔検出 × カメラによる顔検出で静止画を送信
その他 IVA EVA 備考
インテリジェント追跡 × AUTODOME、MIC、MPカメラ(ROI)

※「逆走検知」「顔検出」「インテリジェント追跡」「船舶検知」は、IVAにより実現可能な機能です(EVAには備わっていません)。

カメラ単体での映像検知の例

1.駐車禁止ゾーンへの侵入検知(EVA・IVA)

動体を「車」として検知。制限エリアへの長時間の駐車を検知しアラームをトリガー。

2.エリア滞留検知(EVA・IVA)

敷地内に人が立ち入った時にアラートを受信することができます。

3.置き去り検知(EVA・IVA)

エリアに物体が放置され、ある程度の時間が経った場合にアラームをトリガー。潜在的な脅威を未然に防ぎます。

4.ピープルカウント(EVA・IVA)

エリア内の人を検知し、さらに数をカウント。顧客行動の分析に活かすことも可能です。

5.待ち行列検知(EVA・IVA)

規定エリアに一定以上の人数が超過した際にアラームをトリガーする事が可能。

6.逆走検知(EVA・IVA)

一方通行の道上で逆走する車を検知することができます。

7.インテリジェント追跡(IVA)

動体を事前に設定したルールに基づき自動追跡することができます。

8.境界突破検知(IVA)

夜間の場面において、フェンスを突破した場合にアラームがトリガーされる事例。

9.メタデータとの統合(IVA)

カメラに組み込まれた光学・サーマルイメージのメタデータと統合。状況判断を支援します。たとえば、煙など環境要因で見えなくなった対象に焦点を合わせ、可視性が低くてもアラームをトリガーし、アラーム対象に関連するビデオデータ(ここではサーマル映像)の対象に焦点を合わせることができます。

アラーム発生/トリガーの仕組み

ボッシュセキュリティシステムズ製カメラは、カメラ本体での、オブジェクト検知の各種アクションが設定可能です。

アラート発生トリガーの仕組

アラームイベントを発生させるためには、オブジェクトの基準ポイントの設定が大事です。
ボッシュセキュリティシステムズ製のカメラは、オブジェクト検知のトリガー動作において、より正確な時点を選択・設定することができます。

アラーム発生/トリガーの動作パターン

下記の4つのパターンが選択可能です。(※エリアからの退出ルールを設定した際は動作が異なります)

① Object base point

オブジェクトのベース(緑の線)が入らない限り、アラートにならない。

img_alarm_p1

② Object center

オブジェクトが中心に入らない限り、アラートにならない。

img_alarm_p2

③ Edge of box

オブジェクト(黄色)がエリアに入らない限り、アラートにならない。

img_alarm_p4

④ Complete box

オブジェクト(黄色)がエリアに全て入らない限り、アラートにならない。

img_alarm_p5
DELIVERING INNOVATION

サービスのお問合せ

サービス・製品のことなど、お気軽にお問合せ下さい。